セレンナノワイヤーを用いたガス成分分析センサ特許取得なる!
呼気で手軽に健康チェックできる時代が来るかも!!

ガス成分分析センサ2015電気電子システム学科の秋山教授は、セレンナノワイヤー(ナノ:10億分の1メートル)を用いたコンパクトなガス成分分析センサを発明し、このたびその特許を取得しました[特許第5804438号(登録日2015年9月11日)]。

これまでの多くのセンサは、信号強度のみを測定するため、信号強度の同じガス種を判別することができませんでした。このセンサは、複数のセンサを数ミリの空間にコンパクトに内包し、センサ間の信号時間差を測定するという新たな手法により信号強度の同じガス種をも判別可能にしたものです。混合ガスの成分分析も可能となりました。また、低消費電力(1μW以下)で動作できるのも魅力です。アルコール、アセトンやホルムアルデヒドなど揮発性有害ガスを高感度に検出できるだけでなく、人体からの放出ガスを分析することによる病気診断や災害ロボットなどのセンサへの用途が見込まれています。携帯電話による健康チェックの時代も来るかもしれません。

この発明は、米国へも特許出願中で、その関連論文は、最新号の欧文誌 Sensors & Actuators: B. Chemical (2016), pp. 131-137 で出版されますが、現在ネットで無料公開されています。11月24日までフリーアクセス可能で、論文(PDF)のダウンロードも無料です。

リンク先:http://authors.elsevier.com/a/1RpxF3IQMO-LXI

また関連特許は、以下の通りです。

  1. 特許第5120904号(2012), 米国特許第9134265号(2015), 韓国特許第10-144788号(2014),ドイツ出願中11-2010-004-279.9.
  2. 特許出願PCT/JP2014/07860.
  3. 特許出願 特願2014-139118 ,PCT/JP2015/069323.

連携については、学外連携推進室へお問い合わせください。