Toward the Realization of a Future Dream

電気電子システム学科の研究力

秋山宜生 教授

セレンナノワイヤーを用いた小型・高感度なガスセンサ

ガスセンサ201512

岡山理科大学で生み出されたセレンナノワイヤー(ナノ:10億分の1メートル)を用いて小型、高感度なガスセンサを開発しました。このガスセンサは、室温動作、省電力かつコンパクトでありながら、人体からの放出ガス(アセトンなど)を高感度に検出できます。人の呼気による病気診断センサなどへの用途が見込まれています。

  • 国内特許取得 第5120904号 (2012年)
  • 韓国特許取得 第10-1447788号(2014年)
  • 米国特許取得 第9134265号(2015年)
  • 国内特許取得 第6233858号 (2017年)

河村実生 教授

無冷媒式超伝導モーター

Topic20150130

超伝導体を応用することにより、今までのモータと比べて、高効率、高出力、高トルク、高速、小型、軽量などの理想的な特性を持つモータの開発を行っています。電気自動車や列車、クレーン、エレベータ、風力発電などへの利用が期待されています。

  • 特許取得 第5669059号 (2014年)

クルモフ バレリー 教授

低振動・低騒音・高吐出圧力の電磁駆動式ポンプ

ポンプ

ポンプ室内の可動片を電磁石で動かして流体の送り出しを行う電磁駆動式ポンプを開発しました。従来のピストン式ポンプには振動や騒音が大きいという問題がありましたが、この電磁駆動式ポンプは低振動・低騒音で、さらに、高吐出圧力という特長があります。在宅酸素療法で用いられる酸素濃縮器、人工透析器などへの応用が期待されます。

  • 特許取得 第4248003号(2009年)
  • 特許取得 第5514974号(2014年)

自動運転


ドローンを利用した屋外の建造物の点検を目的に、ロボット制御技術と画像認識技術を応用した、人による操作を必要としないドローン自律制御(自動運転)の技術開発を行っています。

ロボット


病院や介護施設で私たちが開発したロボットが自動運転で歩行や散歩を支援します。ロボット自身が使用者の状態や周囲の環境をセンシングしながら、自動的に支援を行います。

笠 展幸 教授

電気自動車〜おかやま次世代自動車技術研究開発プロジェクトに参画〜

岡山県は2011年に「おかやま次世代自動車技術研究開発センター」(OVEC)を設立しました。企業・大学・岡山県の産学官が一体となって、電気自動車に代表される次世代自動車の技術、製品を開発するプロジェクトを進めています。これに、本学科 笠 展幸 教授が参画し、大容量インバータを企業と共同開発しています。

荒井 伸太郎 准教授

人工知能

ディープラーニング

信号機の光を用いて情報を送信。ディープラーニングと呼ばれる学習アルゴリズムが組み込まれたコンピュータが送られてきた光情報を解読し、ユーザーへ情報提供するシステムを開発しています。

麻原 寛之 准教授

クリーンエネルギー

近年、世界的な人口増加にともなう天然資源の枯渇や、多発する自然災害による電力網の麻痺などのニュースを多く目にする機会が増えています。資源枯渇や災害による大規模停電に備えて、今後は自然からエネルギーを得て、一般住宅などで小規模な発電を行っていくことが重要です。太陽光、風力、潮力、熱などを電気に変換するクリーンエネルギー発電システムの開発をすすめています。以下の図は太陽光発電に関する研究開発取り組みの一例です。

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