学科紹介

学科紹介

未来の暮らしをキミの手で創ろう!

世界は今、IoT時代を迎えようとしています。IoTはInternet of Things(モノのインターネット)の略で、世の中のあらゆるものがインターネットに繋がって情報通信を行うことを意味します。あらゆるものから集められた情報を解析し活用することで、利用者のニーズに応じたサービスの提供や、工場における生産管理の自動化、災害などの未来の予測などを行うことが期待されています。
このIoTの実現には、インフラを支える電気エネルギー技術、情報を収集するセンサー技術、情報を伝える通信技術、ビッグデータを処理するコンピュータ技術などの電気電子技術が不可欠です。

岡山理科大学電気電子システム学科のカリキュラムは、幅広い知識を習得できるようデバイスやコンピュータ技術など4コースを設けており、さらにコース外の講座も受講可能なシステムによって興味や必要性に応えています。

電気電子システム分野は、膨大な雇用が期待される分野であり、多くの卒業生が企業で活躍をしています。

電気電子システム学科の3つの特長

電気主任技術者認定校のため資格取得の国家試験が免除 される

資格取得のための科目の一つ「電気電子工学実験 III」では、高電圧設備や電動機に関する知識と技術を学びます。

電気主任技術者とは、電気を供給するための発電・変電・送電・配電や、電気を使用する側が電気使用のために設置する受電設備・配線・電気使用設備といった電気工作物の工事・維持・運用について、保安監督するプロフェッショナルの資格です。

電気電子システム学科は電気主任技術者認定校に指定されているため、本学科の所定の科目を修得のうえ卒業すれば、電気主任技術者資格取得に係る国家試験が免除されます。

専門コースを学習しながらコース外の科目も柔軟に学べる

本学では、1年次から2年次までは「電気エネルギー」「電子デバイス」「コンピューター・情報」の3分野を中心に専門知識を幅広く習得し、3年次からは「電気エネルギーコース」「電子デバイスコース」「コンピュータ・情報コース」そこに「複合領域コース」を加えた4コースから、学生自身が特に興味のあるコースを選択、専門性を高めていくというカリキュラムを採用しています。

さらに本学では、コース外の受講も可能なシステムになっており、学生の興味や必要性に応えます。

ものづくりに重点をおいた導入科目を用意している

卒業生である株式会社中央電機計器製作所 代表取締役 畑野様をお招きし、LabVIEWの講習と、学科OBとしての講演を行っていただきました。

これからの電気電子工学を学ぶにあたり、そのテーマに幅広く触れられるよう入学初年度に導入科目「FEELプログラム」を設けています。

「FEELプログラム」では、ものづくりと実験を通して電気電子工学の基礎を学習します。 また、卒業生の方々を招いて仕事内容や大学での学びについて話を聞き、より実践的な視点から学習に取り組めるよう役立てています。