電気主任技術者 概要 電気主任技術者とは、電気を供給するための発電・変電・送電・配電や、電気を使用する側が電気使用のために設置する受電設備・配線・電気使用設備といった電気工作物の工事・維持・運用について、保安監督するプロフェッショナルです。この資格には、第1種から第3種の種別があり、取り扱える電気工作物の電圧が定められています。事業用電気工作物を設置する者には電気主任技術者を選任することが義務付けられているため、非常に重要な資格となっています。電気電子システム学科は電気主任技術者認定校に指定されているため、本学科の所定の科目を修得のうえ卒業すれば、電気主任技術者資格取得に係る国家試験が免除されます。 習得科目 ※ 2023年度入学生用です。※ 在学生は、入学年度の学生便覧を参照してください。 理論 必修科目+選択科目を合わせた下記から合計22単位の取得が必要 必修科目 電磁気学 I (2単位) 電磁気学 II (2単位) 電磁気学 III (2単位) 電気回路 I(2単位) 電気回路 II(2単位) 電気回路 III (2単位) 電気電子計測(2単位) 電気電子工学実験 I(2単位) 電気電子工学実験 II (2単位) 選択科目 アナログ回路(2単位) システム制御の基礎(2単位) 電子物性の基礎(2単位) 電力 必修科目から合計9単位の取得が必要 必修科目 電気エネルギー発生工学(2単位) 光・電気電子材料 (2単位) 電気エネルギー伝送工学(2単位) 電気電子工学実験 IV(1単位) システム工学 (2単位) 機械 必修科目+選択科目を合わせた下記から合計14単位の取得が必要 必修科目 電気エネルギー変換機器(2単位) 制御工学(2単位) パワーエレクトロニクス(2単位) コンピュータ工学 I(2単位) 電気電子工学実験 III(2単位) 電気電子回路設計(2単位) 選択科目 ロボット工学(2単位) プログラミング基礎(2単位) 通信工学(2単位) 法規 必修科目から合計2単位の取得が必要 必修科目 電気法規施設管理(2単位) 必要な実務経験 電気主任技術者免状が交付されるのに、免状の種類に応じて、次の実務経験が必要です。第1種電気主任技術者免状電圧5万ボルト以上の電気工作物の工事、維持または運用を5年以上第2種電気主任技術者免状電圧1万ボルト以上の電気工作物の工事、維持または運用を3年以上第3種電気主任技術者免状電圧500ボルト以上の電気工作物の工事、維持または運用を1年以上 電気主任技術者免状交付申請の手続き 住所地の産業保安監督部に問い合わせる必要があります。次のホームページを参照してください。産業保安監督部一覧