情報処理研究室

情報処理研究室

画像認識技術は、産業、医療、交通などの様々な分野で利用され、私たちの社会や生活に役立つものが多く開発されてきています。
特に産業分野においては、製造や検査の工程を自動化するための重要な技術となっています。
太田研究室では、インフラ点検の自動化を研究テーマにして、送電設備の異常箇所の画像認識などについて研究を行っています。

送電鉄塔と碍子の画像認識の研究

送電設備の自動点検を目的に、送電鉄塔と碍子(がいし)を画像認識する研究を行っています。画像によって鉄塔や碍子の大きさ・形が違いますが、AI(人工知能)の技術を使うことでどれも認識することができます。


コンピュータに、あらかじめ認識対象の物体の画像をたくさん与えて学習させておいてから、実際の風景画像の中から学習した物体を見つけ出させます。これはディープラーニングという技術で、今、一番注目されているコンピュータ技術の一つです。